2005年03月29日

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

起業するために必要なことって何だろう。

まずは、斬新なアイデアと、確たるビジネスのスキルと言えそうですが、それだけではないのでしょうね。


はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術
マイケル・E. ガーバー Michael E. Gerber 原田 喜浩

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起業といっても、様々な形態があります。

ラーメン屋さんを開業するのも、中小企業診断士の資格をとって、コンサルタントになるのも、その価値と資質はほとんどイコール。

価値にはもちろん、貴賎もないし、自分自身が信じる道は常に正しいし、そうして自分が大好きで大好きでたまらない職種を選ぶのは当然のこと。

しかし、資質となると話は別・・・。

下手の横好きは通用しないだろう。

そして、往々にしてはまりやすいのは、『職人』になってしまうと、それだけでもう成功はおぼつかない。

けして、世の『職人さん』をけなしているわけではない。

その道を極めることで、職人さんと呼ばれることについて僕もとやかく言おうとしているわけでもありません。

人には必ず、『起業家』の部分と、『管理者』の部分と、最後に『職人』の部分を併せ持っているのだと言います。



起業家=新しいことに挑戦し、夢を持ち、その夢の実現のためにあらゆる可能性にかける魂のこと。

管理者=冷静に現状を分析し、可能な限り理想に近づくことができるように、科学的に、そして夢が具体的な形に近づけば近づくほど、冷静に、そしてあらゆる危険性を見極める目をもつ魂のこと。

職人=その道・その世界において、誰にも負けない実力と自信と誇りをもち、細部の仕上がりにこそ、全精力を傾け、そして追求し続ける魂のこと。



どれも起業家には無くてはならない要素にほかなりませんが、ピンチになったり、人に任せられない状況の時には、すぐに顔を出すのが『職人』の魂です。

バランスよく、それら三つを使い分けられる人が、起業家として、成功できる可能性が高くなります。

組織の中にもこの3種類の魂に占領されているグループが必ず存在します。

そしてそれらのグループのそれぞれの人には、やはり同じように三つの魂があります。

それぞれが顔を出したり、引っ込めたりしながら、前進できれば起業家としては、成功への道を探し出せるのでしょうけどね。

パラダイスも、常にそこのところに注意しながら、いろんなことに挑戦しているわけです。

少しでもバランスを崩すと、ま、だいたい間違いなく失敗しそうになりますね。

これから新しいことに挑戦するための『起業家』の魂のままでも、長い年月では破綻することになります。



管理者としての魂に、常に目を光らせてもらわないと、お金をつぎ込んで失敗したり、夢ばかり追い求めて、とりとめのない世界に突入してしまうのでしょうね。



えらそうなことは言えませんが、そんなことも考えながら進んでみるといいんじゃないでしょうか。

起業家に必要なエッセンスがたっぷり詰まっている本です。

posted by freeman at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 起業家のこころえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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